向明德総領事を表敬訪問

今月から台北駐大阪経済文化辨事處長(総領事)に就任された向明德氏を表敬訪問しました。向総領事は、1959年生まれ。東呉大学日本語学科卒業後、外交部に入省。外交部ではアジアを担当され、東京の代表處(大使館)や福岡の領事館にも勤務された日本通です。前任の李世丙向総領事は大使館の副代表に就任されました。今後も大阪府日華友好交流協会として台湾との交流に力を尽くしていきます。

写真左から李碧娟課長、川合会長、向総領事、鈴木、林育柔文化教育課長
カテゴリー:  

小説「コスメの王様」のモデル

産経新聞に連載中の小説「コスメの王様(高殿円作)」のモデルである中山太一氏(1881~1956年)の(株)クラブコスメチックス本社(大阪市西区)を訪問しました。中山氏は、資生堂(大正5年)よりも早い明治36年に化粧品製造の中山太陽堂を創業し、粉末洗顔料「クラブ洗粉」を大ヒットさせ、東洋の化粧品王と呼ばれた人でした。文化資料室には、明治から昭和初期の当時としては珍しい新聞や映画などの媒体を活用した中山氏の先進的な広告戦略が紹介されており、当時の生活や文化の歴史も知ることが出来ました。

カテゴリー:  

初亀の亀岡育男氏のお別れ会

レストラン、ファーストフード、イベントへの出店などの外食事業を展開する株)初亀(本社枚方市)の亀岡育男代表取締役会長が、6月26日に71歳で逝去され、本日、リーガロイヤルホテル大阪でお別れ会が行われ出席させて頂きました。亀岡さんとは、約40年前に枚方青年会議所で一緒させて頂きました。当時としては珍しい博覧会やイベント等のプロデュースや運営業務に携われ、フードサービス事業の先駆者であったと思います。全国飲食業生活衛生同業組合連合会長、大阪飲食業生活衛生同業組合理事長、北大阪商工会議所副会頭、大阪外食産業協会長、日本相撲協会大阪場所売店組合長、などを歴任され業界の発展に貢献されました。

カテゴリー:  

大阪ビルメンテナンス協会を訪問

日頃からのご支援に感謝するため石川博崇参院議員(党大阪府本部代表)、小笹正博大阪市議(同副代表)と顧問を務める大阪ビルメンテナンス協会を訪問して佐々木洋信会長、加藤浩輔政治連盟理事長(副会長)はじめ役員の皆さんと懇談。定例理事会では、石川議員と共に理事の皆さんに更なるご支援のお願いをしました。協会がある場所は、幕末の学者・大村益次郎寓居跡で石碑があります。

カテゴリー:  

京都府八幡市の旅館「橋本の香」

隣町の京都府八幡市橋本にある旅館「橋本の香」の館内が見学できるので行ってみました。「橋本」は、江戸時代に京街道の枚方宿と淀宿の間に設けられた「間の宿」で遊里として栄え、昭和初期の最盛期には80軒以上の遊郭があったそうです。当時の面影を残す町並みは、映画「鬼龍院花子」のロケ地にもなりました。その一つの「橋本の香」は築86年の「三桝楼」。満州生まれで33年前に来日し帰化したオーナー政倉莉佳さんが、日本建築の美しさに衝撃を受け保存しなければと買い取り昨年10月に旅館として再建されました。1階が当時の家主の居宅。2階16部屋が客室。色とりどりのガラスやステンドグラス、欄間の透かし彫り、タイルをふんだんに使い独特の装飾が施されて妓楼建築がそのまま残されていました。

カテゴリー:  

杉本利一郎絵画個展

お世話になっている中田優香さんの紹介で、リーガーロイヤルホテルギャラリーで開かれている「杉本利一郎絵画個展」に伺いました。1936年生まれの杉本さんは、奈良県で病院を経営されながら趣味でクレパスによる静物画や書道を描かれ、その筆運びは強い迫力を感じます。また、このほど医師として出会った人々の実話を元にした小説「愛の無影灯」を出版されるなど多彩な才能を発揮されておられます。

カテゴリー:  

枚方市総合文化芸術センター視察

10月に一般開館する枚方市総合文化芸術センターを常翔学園校友会枚方支部の皆さんと視察させて頂きました。京阪電鉄枚方市駅から徒歩5分の立地で、旧市民会館の建て替えに伴うもので平成10年完成予定が財政難でこのたびのオープンとなりました。大ホール1468席、小ホール325席、イベントホール200席、美術ギャラリーなど整備し、新たな音楽や演劇など文化芸術の殿堂と期待されています。担当者からオケピット、セリ、音響設備など舞台装置などバックヤードを中心に視察させて頂きました。壁面に美濃焼のレンガと木材をふんだんに使い温かみと重厚さを感じます。また多用したガラス張りが開放感をよび分かりやすい動線の建物です。

カテゴリー:  

芝居小屋「出石永楽館」

豊岡市の重要伝統的建造物群保存地区にある「出石永楽館」に立ち寄りました。「出石永楽館」は、1901(明治34)年に染物商人の小幡久次郎氏により建設された近畿地方に現存する最古の芝居小屋。当時は、歌舞伎、剣劇などが上演されましたが、戦後は映画上映が中心となったが、それもテレビの普及で1964(昭和39)年に閉館。その後、再生の機運が高まり、豊岡市により2008年に復元されました。普段は見られない廻り舞台、奈落、花道、すっぽん(セリ)などの舞台裏を見学させて貰いました。木造2階建瓦葺き延べ面積610.89m(1階427.81m、2階183.08m)

【廻り舞台】直径6.6㍍の床を人力で舞台を転換します。舞台の一部が上下する「セリ」も人力で、役者の出入りに使用します。花道にも「すっぽん」という小型の「セリ」もあり、主に幽霊や妖怪が登退場する時に使われるそうです。
【太夫座と囃子場】舞台上手の小部屋の上は、義太夫の演奏者の太夫座。下は、三味線や太鼓などの囃子場。演奏時は、前方にせり出す構造です。
【ぶどう棚】舞台天井に丸竹を縄で格子状に組んだもので、幕を吊ったり上から雪や花吹雪などを散す装置。役者が宙吊りできる仕掛けもあります。
日本最古と言われる時計台
カテゴリー:  

津田SHまちづくり協議会総会

顧問を務める津田サイエンスヒルズまちづくり協議会の総会が大阪府立北大阪高等職業専門校で開催され出席しました。役員改選で2007年から会長を務められた佐々木啓益・吉泉産業(株)代表取締役から能美一夫・(株)神和製作所代表取締役が新会長に選出されました。14年間の功労に対して佐々木前会長は名誉顧問に、中司宏府議が顧問に就任されました。私からは定期借地権契約に係わる課題を説明させて頂きました。

カテゴリー:  

最後の太閤園

今月30日で廃業する太閤園の淀川邸で、親しい方々と最後の食事会を催しました。月末まで予約で満室だそうで、喫茶も順番待ち。大阪人にとって親しみのある太閤園がなくなるのは淋しいことですが、歴史的、文化的な価値のあるこの地が、再び大阪の新しい文化拠点として出発されるのを、皆さんが楽しみにしておられました。本日の会場は、創業者の藤田伝三郎男爵の主室であった書院造りの「松の間」を用意してくれました。写真の料理は太閤園銘品の「青梅の煮」。今年も煮物に挑戦しましたが温度調整がうまくいかず失敗に終わりました。

松の間での食事会
書院造りの床の間
仏間
縁側から庭園を望む
入口から庭園を望む
回廊式の廊下
左が青梅
閉店の記念品
カテゴリー: