5月は各種団体の総会が目白押し。27日は、招待を頂いた大阪土地家屋調査士会(加藤幸男会長)の平成28年度第78回定時総会懇親会が太閤園で、その後、ホテル阪急エクスポパークで開催された一般社団法人関西環境開発センター(山田吉孝理事長)の平成28年度通常総会懇親会で挨拶をいたしました。
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枚方LRT推進会の総会
大阪工業大学学園校友会平成28年度理事会
安全協力会クジラ会の懇親会
村田晃嗣・同志社大学長の講演
大阪大学等が主催するセミナー「積極的平和主義と日本の安全」が、大阪大学中之島センターで開催されました。村田晃嗣・同志社大学長が基調講演。村田氏は、アメリカ外交、安全保障政策の第一人者です。安全保障関連法案をめぐり、衆院平和安全法制特別委員会の中央公聴会で、賛成意見を述べたことから学内の批判を受け、残念ながら11月の学長選で敗れ1期3年で退陣することになりました。学長職に保身することなく国際政治学者として日本の平和外交を憂い個人見解で発言をとりあげ、退陣に追い込む同志社大教職員の見識を疑います。 村田氏と初めてあったのは、2005年9月27日、総領事公邸(西宮市)で行われた、ラッセル駐大阪・神戸アメリカ総領事(現東アジア・太平洋担当国国務次官補・前列右端)、ドノバン米国首席公使(同2人目)を囲んだ夕食会でした。オシャレで聡明で学者とは思えない親しみのある印象でした。とても残念です。 夕食会のメンバーは、村田晃嗣同志社大学教授(後列左2人目)、五百旗頭真神戸大学教授、大峯伸之朝日新聞論説委員、荻原征三郎産経新聞論説委員、青柳明雄関西経済連合会常務理事、前田文夫関西パートナーシップ協議会事務局長、草野誠一郎神戸商工会議所経済部次長、和田有一朗兵庫県議 (役職は当時)
岡本森廣大阪府建築士会長の祝賀会
校友会秋の親睦ゴルフコンペ
ベストプロデュース賞の授賞式
台湾料理を食べる会
日米安全保障問題シンポジウム
駐大阪・神戸アメリカ総領事館とパシフィックフォーラム(在ホノルル)主催の「日米安全保障問題シンポジウム」が、10月9日に駐大阪・神戸アメリカ総領事館5F多目的ホールで開催され参加しました。
スピーカーは、ブラッド・グロッサーマン(パシフィック・フォーラムCSISエグゼクティブ・ディレクター)、グラント・ニューシャム(日本戦略研究フォーラム上席研究員)、香田洋二(ハーバード大学アジアセンター上席研究員、退役海将)、辰巳由紀(スティムソン・センター主任研究員)。
日米防衛協力の新ガイドラインをメーンに、日米同盟の役割を日米両国からみた同時通訳付の議論でした。香田氏は元自衛艦隊司令官、ニューシャム氏は元米海兵隊大佐出身で防衛現場の意見に注目しました。ニューシャム氏は、「米国は、安保条約で多大な負担をしてきた」。「日本は防衛費を増大すべき」。「東日本大震災の『ともだち作戦』に参加したが、現地では冷たい目で見られた」と日本に対しては厳しい見方をされていました。
そこで、①国会の集団的自衛権で自衛隊派遣には国会承認が必要になったがどう思うか。②日本の防衛費増大の具体的な内容は。③海上自衛隊と海上保安庁の役割の3点を質問しましたが、①答弁無し、②ハードでなく自衛隊員の厚遇に。金額は国民が決めるべき、③尖閣列島の海保派遣はグレーだ(香田氏)と発言されたが、いずれも“個人の立場“の意見と断りがありました。しかし、1951年以降、米国が日本の防衛費を負担してきた故に経済成長がある。これからは米国とは防衛において相互負担(パートナーシップ)を求めていると感じました。平和安全法制成立のタイミングで、日米同盟のあり方の議論は大切なことで、引き続き勉強したいと思っています。