「草津宿本陣」を訪問

お世話になっている企業の調査依頼で滋賀県内に。その合間に「草津宿本陣」を訪問。
ほぼ完全な形で残る本陣は、国史跡に指定され、敷地約4,800㎡、部屋数39室を数える最大規模の建物です。本陣は街道を往来する大名や公家などの休泊施設で、展示物には、浅野内匠頭、吉良上野介、新選組、皇女和宮、シーボルトが訪れた大福帳などが残され、江戸時代にタイムトリップしたような気分になります。
草津宿は、東海道と中山道が合流する交通の要衝で、旅籠が72軒あったとされ江戸時代は人と物が行き交う栄えた最大規模の宿場でした。
1816年に設置された「追分道標」には、「右 東海道いせみち/左 中仙道美のぢ」と刻まれ江戸時代の面影が偲ばれます。