大阪土地家屋調査士会と国会議員勉強会

石川博崇参議院議員、國重徹衆議院議員、杉久武参議院議員代理の堅木照久秘書らと大阪土地家屋調査士会(加藤幸男会長)は、4月5日(土)11時30分から、大阪土地家屋調査士会館(大阪市中央区)で、調査士制度や不動産登記法などの勉強会を開きました。これは、調査士会が抱える問題を意見交換し理解を求めるもので、名誉顧問を委嘱された立場から段取りしたものです。調査士会からは、加藤会長、井上副会長、松尾総務部長、政治連盟から神寶会長、土屋幹事長らが出席されました。

特に、国や地方自治体が建築した施設は、表題・保存登記がされておらず、大阪城や大阪府庁舎などほとんどの建物が未登記です。これは資産台帳で管理しており登記すると二重管理になるとしています。しかし、不動産登記法では、所有権の習得の日から1ヶ月以内に登記申請を義務づけています。怠った場合は10万円の過料に処されます。国民の貴重な財産を公開する上で改善すべきとの要望が出されました。今後もこれらの課題について定期的に意見交換することが確認されました。

挨拶する加藤幸男会長(右) 大阪土地家屋調査士会館会議室

挨拶する加藤幸男会長(右) 大阪土地家屋調査士会館会議室