天神橋筋を歩く、近畿建築祭

近畿建築士会協議会(大阪・奈良・和歌山・京都・兵庫県)主催の第33回近畿建築祭大阪大会が、12月7日に関西大学天六キャンパスで行われました。

開催運営した岡本森廣・大阪府建築士会長の挨拶の後、天神橋筋商店連合会長の土居年樹氏から、「街が危ない、家庭が危ない、店が危ない・日本の街づくり、街活かしは誰がする」と題した基調講演がありました。今回の建築蔡は、「観光化する商店街!!天神橋筋を歩く」をテーマにしており、午後からのエクスカーションでは、①天満天神繁昌亭&街歩き、②八軒家浜から電気船ツアー&街歩き、③ガイド付き天神橋商店街歩き、④住まいのミュージアム&街歩き、⑤天神橋商店街スタンプラリーの5コースに分かれ、建築士の視点から天神橋筋界隈の街歩きをしました。私は、今まで行く機会がなかった大阪市立住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館を訪れました。江戸時代の大坂の町並みを実物大に再現した展示は圧巻。また明治大正昭和の近代大坂の模型展示の他、ボランティアによる町家衆による見所や町家の説明は公立博物館にみられない試みと思います。リピーター確保のために四季折々の大坂の行事や生活文化を体験できる企画などに工夫をされています。そのためか毎年15万人の入館者数を数えています。ぜひ一度見学してみてください。地下鉄天神橋6丁目直結。電話06-6242-1170。入館料大人600円。

開催の挨拶をする岡本森廣・大阪府建築士会長

開催の挨拶をする岡本森廣・大阪府建築士会長

 

基調講演の土居年樹・天神橋筋商店連合会長

基調講演の土居年樹・天神橋筋商店連合会長

大阪市立住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館の江戸時代の街並み

大阪市立住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館の江戸時代の街並み