日本画家上村淳之画伯の「翔」

日本画家の上村淳之(アツシ)画伯は、美人画の上村松園の孫で父の松篁(ショウコウ)と三代続いての芸術院会員。自宅でフクロウ、シギ、鷹など多いときは約200種1000羽を超える鳥たちと生活し鳥になりきり花鳥画を描いてこられました。2013年に文化功労者。 その画伯に、常翔学園は大阪工大梅田キャンパス常翔ホールの緞帳用に原画を依頼。作品名は「翔」。これまでの作風とは違うタッチで朝日をうけて水面を渡る白雉(ハクチ)で、学園から羽ばたいていく卒業生へのイメージです。 常翔ホールでは一般開放のコンサートや講演会でご覧いただけます。写真は、原画と陶板に焼き上げた記念額(14×10㎝)。代表作の大阪新歌舞伎座緞帳の「四季花鳥図」。東京富士美術館で「上村三代展」が4月12日迄開催されています。(新型コロナウイルスの影響で3/31まで臨時休館)