日本三大祭りのひとつ、1000年以上の歴史を持つ天神祭は、本日が「船渡御」。私も知らなかったのですが「お迎え人形」と言うのがあります。 江戸時代中期から各町が「船渡御」を出迎える御迎船の舳先に「お迎え人形」が飾られるようになり、幕末には50体もあったそうです。しかし、現存しているのは、三番叟、雀踊、安倍保名、与勘平、酒田公時、関羽、胡蝶舞、鬼若丸、八幡太郎義家、羽柴秀吉、猩々、素盞嗚尊、鎮西八郎、佐々木高綱、木津勘助、豆蔵の16体のみ。大阪府有形民俗文化財に指定されているため船には乗せられず、祭り期間は天満宮など縁の場所に展示されています。 写真のお迎え人形は、鎮西八郎為朝(チンゼイハチロウタメトモ)。平安末期の武将、源義朝の弟で源頼朝の叔父です。(花外楼北浜本店で展示) 天神橋商店街(南森町駅)のアーケードの北・南側には8体のレプリカが飾られています。
![](http://www2.cc-net.or.jp/~suzuki/blog/wp-content/uploads/2019/07/DSC_2468-1.jpg)
![](http://www2.cc-net.or.jp/~suzuki/blog/wp-content/uploads/2019/07/お迎え人形2.jpg)
![](http://www2.cc-net.or.jp/~suzuki/blog/wp-content/uploads/2019/07/お迎え人形.jpg)
![](http://www2.cc-net.or.jp/~suzuki/blog/wp-content/uploads/2019/07/P1050920.jpg)