新内節研進派三代目家元

新内節研進派三代目家元の新内志賀さんの艶やかな音色の三味線と哀切な節回しの新内節を花外楼で聴かせて頂きました。本名の重森三果の名義で時代劇にも出演しておられます。 新内節は、浄瑠璃の一流派。安永(1772)年の末頃、鶴賀新内が豊後節から分離しで生まれ、富士松節、鶴賀節、豊島節、岡本節、花園節なども新内節の名称で総括される。新内節は劇場から離れ、主に吉原など花街の音楽として発展したために,哀愁に富んだ悲痛な感情を表現する曲が多いそうです。